この木枠の欠けキズ部分には 大工さんたちがよく使う 通称 クレヨンスティック といわれる、少し柔らかめの補修材料が付けてありました。 クレヨンスティック は キズや凹み等を簡易的に埋めるものなのですが、プロの補修屋は使いません。
まず・・・ 簡易的に充填されていた クレヨンスティック を 除去!! 代わりに、プレーンスティック という充填剤で埋めます。 この プレーンスティック は、角っこ等の欠けキズに対しては 建材に強力に密着するため、 後になってからポロッ・・・ と、補修した箇所が取れてしまうという心配がありません。 プレーンスティック 充填箇所を ある程度成形し、整えた後・・・ 木部の傷補修でよく使用する ハードワックス ( 熱で溶かしてキズや凹み箇所に充填する材料 ) を調色&充填します。